映画『サイクルロードレースの世界』のレビュー

渋谷アップリンクで公開中の『ワールドロードレースの世界』で下記2つを見たので軽くインプレ。
 ・ブラッド・スウェット&ギアーズ
 ・ビヨンド・ザ・プロトン2009

自分は今年からロードレースを見始めた自分はまだチームとか選手とか一部しかピンと来ないレベル。
暇だったんで見に行ったけど、初心者でもロードレース好きなら楽しめる内容だと思う。


◆BLOOD SWEAT + GEARS
こちらは90分なのでサクッと見られる。映画構成的にもこちらの方が上手かった気がするね。
ピックアップされるレースの様子や結果がちゃんと映るので当時のリザルトを知らなくてもレース展開がわかりやすい。よってその時の選手の心情などがわかりやすい。

内容的にはドーピングってよりは他の事の方が多い。
自身の不調とか、選手ゆえの夫婦間トラブルとか、人間模様としてはこちらの方が内容はビヨンドより濃かった気がする。

ガーミン・サーヴェロを応援したくなった。


◆BEYOND THE PELOTON SEASON1
3時間弱のある意味お得な映画。
ただその長さと微妙な構成が相まって後半は中弛みした。

ツール・ド・カルフォルニア→ クラシック→ ジロ→ ツール・ド・フランスと殆どのレースにスポットを当てる為に長い。
だから長いのはわかるんだけど、詰め込み過ぎで各レースの顛末が端折られる為にレースのリザルトを知らないと『今チームは総合何位なの?』とか分からず、結果的に当時の選手の心情を理解しづらい。

肝心の人間ドラマも大した内容じゃなかったなしな〜。
もちろんレース後のインタビューとかより内容は濃いんだけど、うーん、なんか想像の範疇というか浅いレベル。
結局各レースで同じような発言や展開ばかりなので飽きるのかも。

余談だけどこのメインBGMは格好良い。動画の1:14からの奴ね。
上映中に何度も流れてくれたので満足。


◆総評
個人的にはブラッド・スウェット&ギアーズの方が面白かったね。お薦め。
ビヨンドは微妙なので残りのビヨンド・ザ・プロトン2010はもう見なくてもいいかな〜って感じ。

でもチケットを買う時にサイコンとか自転車パーツを魅せると200円引きになる。
1300円で見られる事を考えたらいずれも『見る価値有り』だね。

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