輪行袋SL-100ファーストインプレッション

前回のツーリングで輪行袋としてロード220を使ったが、結構不満な所があったのでオーストリッチSL-100を購入してみた。


ロード220(右上)より圧倒的に小さいSL-100(右下)。
これなら日常的に常備できてバテた時とか輪行で帰るという選択肢ができ気軽に遠出できる。

あと汚れ防止の為にフリーカバー(左下)も買うが、こちらはきつすぎて設置する為に指が汚れるという微妙な一品だった……
ただスプロケの保護を軍手でやると軍手の両面が汚れて嫌なので使いはする。


ロード220の不満点は↓

  • 大きいのでドリンクケージに入れるしかない
  • シートチューブのドリンクケージに入れるとペダリング時にたまに太ももに擦る。
  • 中敷きが意味ない上に収納の邪魔になる。

ようはでかすぎる上にその一因である中敷きが意味をなしていないのが面白くないと。


さて早速SL-100に収納してみたので簡易レビュー。

ロード220との相違点は主に↓

  • 袋が観音開き(?)にはならず、単に大きな袋
  • ホイールを(半分)分断する中敷きが無い。
  • 中締めベルトが3本で、ベルトはクリックで外れるようになっている。
  • ショルダーベルトが両端とも中締ベルトと同じ
  • 収納スペースが大きい気がする

上手く設置スペースを確保するように開かないと駄目だが、逆にフットプリントを取らないのでこちらの方が好き。


SL-100では中敷きがない為に三箇所をベルトで止める必要がある。

面倒に思えるかもしれないがこちらの方が簡単かつ楽。
またこちらの方がしっかり固定できるので、やはりこちらの方が好き。
 ※ロード220は仕様では一点縛りだが不安定なので2点縛りで使っていた


ロード220と同様にホイールと接触するのはトップチューブとトップ/シートチューブの結合部のみ。
そこにはフレームカバーBを敷くが、他は特になし。

ボトムチューブとシートステーは意外に接触しないので中敷きは不必要。

ボトムチューブにタイヤのゴム部分は接触するが、リムが接触しなければ傷や負荷にならないのでOK。
 ※TopeakのモジュラーケージIIとEXを設置してあり影響しているかも?


説明書には『ショルダーベルトを使用せずにフレームを直に持つ事で更に軽量化を図る事ができる』と書いてあるけど「んな事しねーよ!」と思った。
あまりに持ちにくくて非現実的。

またBB側はショルダーベルトを小窓Aから出せと書いてあるが、この位置を合わせるのがかなり難しい。
少しずれると袋にベルトのテンションがかかってしまい破けそうだ。
素直に小窓から出すのは諦めるのが手っ取り早い気がする。特に問題ないように見えるし。


またショルダーベルトには肩パッドを付けたいが、付けるとSL-100の袋に入らなくなるのでショルダーベルトは素直にサドルバッグに収納する。
またどうせサドルバッグに入れるならロード220のフック付きショルダーベルトの方が便利なのでそちらを流用する。


ちなみに、エンド金具やベルトはフレームカバーBにまるめてサドルバッグに入れると取り回しが楽。



【総評】
サイズ、収納のしやすさなど全ての面でロード220より優秀だと思う。
耐久性に関してのみ使いこまないと分からないので保留。

あと値段は高い。高いよ。この程度で実売7千円前後ってなんだよ。
ニッチ市場で上手く稼いでいるな〜と思った。

しかし機能面だけで見れば常備する輪行袋としては合格点。
これでまた自転車ライフの幅が広がるので楽しみだ!

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